今回は久しぶりにお参りを兼ねて御朱印もいただきたいと思い、昔から馴染みのある水度神社(みとじんじゃ)へ行ってきました。
水度神社は、京都府南部にある城陽市にあり、旧大和街道に接して立つ「一の鳥居」から鴻ノ巣山ふもとの「二の鳥居」まで、約600メートルの参道を経て本殿へと続いています。
とはいっても、一の鳥居は、道路沿いに鳥居がちょこんとあるだけなので、そこから参道が続いていたという認識がありませんでした。
この鳥居を横目にひたすら上り坂を行くと、鳥居があり、本殿へと続く神社があらわれます。
子供時代よく通ったこの神社は、木々がいっぱいで、自然の中にある落ち着いた神社です。
初詣にはたくさんの人が参拝に並びますが、普段は地元の人がちらほらと気軽に立ち寄る、親しみ深い神社。小学生の頃、夏休みの宿題かなんかで、本殿をスケッチした思い出があり、とっても懐かしく、そのころの思いを馳せながら、ゆったりと時間を過ごしました。
奉られている人物
幼いころからの思い出のある神社なのですが、歴史はわりと古く、建立は室町時代の文安五年(1448年)で、城陽市内では最古の建物です。
過去何回か檜皮葺替えの修理がおこなわれ、最近では令和元年(2019年)に改修がされたりもしています。
水度神社の御祭神は
・天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
・高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
・和多都美豊玉姫命(わだつみとよたまひめのみこと)
で、神社の本殿は国指定の重要文化財となっています。
境内には
天満宮社・日吉神社・太神宮社・加茂神社・八幡神社
厳島神社・松尾神社・稲荷神社・春日神社・竜王神社
といった十社もの小宮社もあります。
駐車場
駐車場は本殿入口鳥居のすぐ近くにあります。
7台程駐車出来るようになってるので、そこに停めることができました。
2021年現在は無料ですが、明らかにお参り以外で停められている方もいたので、台数自体は余裕ではあるものの、そこは要注意です。
最寄りの駅はJR城陽駅ですが、約1キロほど坂道を上る感じになりますね。
鴻ノ巣山に続く道
そしてこの神社から鴻ノ巣山の山道にハイキングに行くことが出来ます。
神社の中からずっーと鴻ノ巣山に続いていて、普段のハイキングにはもってこいのコースとなっています。
そんなに険しくもなく、ゆったりとしたコースなので、山のかおりを感じながら、散策するのが良いですね。
夏場はセミのやかましいくらいの鳴き声を聞きながら、散策できます。山の中なので、涼しさを感じられてとてもさわやかで気持ちが良いですよ。
御朱印
社務所にていただくことができます。
「城陽」の名の入った、こんなお酒もありました。
ここに腰かけてスケッチしていたのを覚えています。
現在は荷物を置いても腰かけてもいけませんので、お気をつけて。
そんなに広さはありませんが、木々に囲まれたほっとする神社です。
ココロやからだに優しい神社巡り。
たくさんの場所を訪れて、ゆっくりしたいですね。