にじのかけら

歴史大好きなママブログ。精一杯どんなことでも楽しんで生きぬいていこう。

【日本と韓国】その果物はどこの産地ですか?


日本は数ある歴史の中でも、海外の文化をうまく取り入れ、独自に発展させる努力を惜しみませんでした。

 

遣隋使や遣唐使による文化の継承は、日本にとって、大きく生活を発展させ、

急激に時代が進み始めるきっかけとなりましたね。

 

こういった文化の発展。

 

海外からの知恵をそのまま真似をするのは簡単かもしれませんが、

それだけでは、国は育ちません。

 

そして近年、韓国による農産物のパクリ疑惑が浮上していて、それによって、

日本に大きな被害が出ているというのです。

 

今回はそんなパクリ疑惑の出ている果物について、順を追って語っていきたいと思います。

 

オリンピックで食べていたいちご


2018年の平昌オリンピックで、日本のカーリング選手が食べていたいちごに注目が集まっていました。

 

美味しそうに食べていた彼女たちに、世界中からも注目が集まり、

「どこのブランドのいちご?」

「産地はどこ?」

と問い合わせが多数あったそうです。

 

もちろんいちごに至っては、日本でもたくさんの種類がありますし、

有名どころの銘柄も多く、どれも美味しいものばかり。

 

ではあったのですが、実際、そのいちごは韓国産であったというのです。

 

韓国産のいちご。

 

それだけならまだいいのですが、この銘柄に至っては、日本ブランドのいちごを

韓国が自国に持ち帰り、勝手に生産、輸出したものだったのです。

 

つまり、日本の品種である、

「レッドパール」と「章姫」のいちごの苗を韓国に持ち帰り、

それを掛け合わせて韓国産いちご、「雪香(ソルヒャン)」として売り出している

と言います。

 

なんだか違和感を覚えませんか?

 

日本産いちごと、日本産のいちごを掛け合わせたら、韓国産になるということでしょうか?

 

普通に考えたら、どう考えても日本産であるような?

 

つまり、カーリング選手が食べていたあのいちごは、日本ブランドの、

なぜか韓国で作られた、韓国産?のいちごだったというわけです。

 

複雑ですね。

 

こうなってしまったのは、2012年までこの種類は、品種対象外だったため、

それまでの間に韓国が手に入れ、育てられてしまっていたということですから。

 

品種保護が早く行われなかったがために、このような事態が起きてしまったのです。

 

そして、この農産物のコピー事件は、いちごだけにはとどまりません。

 

シャインマスカットに忍び寄る悪夢


あの高級ぶどう、「シャインマスカット」も韓国産として、世界に出回ってしまっているのです。

 

これもいちごの時と同じくして、日本がまたしても海外品種登録を怠ったために、

次々と生産されてしまったということでした。

 

現在は日本の生産量を超えてしまうくらいに栽培され、

「シャインマスカットは韓国産」

と思われるくらいに馴染んでしまったとも言われています。

 

あの高級ぶどうが韓国産だなんて。

開発した農家の方々にとっては、悔しくて仕方がないと思います。

 

日本政府がこの問題に真剣に取り組まないことには、

また同じようなことが起こり、日本の農産業が簡単に横取りされることになってしまいますよね。

 

日本のみかんを守れ!


さまざまな果物が韓国によって盗まれていき、どんどん文化を無償で提供してしまっている今。

 

いい加減に止めないといけません。

 

実は韓国で栽培されているみかん。

 

その生産の約90パーセントが済州島で栽培されているのですが、驚くべきことに、

品種の94パーセントが日本ブランドだというのです。

 

えっ!ほとんど日本産じゃないの!?

 

そう。

日本の品種が丸々盗まれているということなのです。

 

済州島で特産物と銘打っている「ハルラボン」

これは、日本の「デコポン」にあたるもの。

 

ただ名前を韓国風にしてみただけで、中身は完全なるデコポンなんですよね。

 

デコポンは日本の長崎県で作られた、「清美」と「ポンカン」

を掛け合わせてできたもの。

 

誰がどうみても純日本産です。

 

勝手に持ち出し、韓国名をつけて自国産というその神経にも驚きです。

 

日本のみかん対策

今度こそ、いちごやぶどうの時の二の舞になってはいけません。

 

あらかじめパクられていた、日本産「あすみ」「みはや」に対して、

ロイヤリティを請求できるように、品種保護に対する手続きを開始し始めました。

 

その内容としては、

2014年から栽培されていた「みはや」の品種に対して、

2018年から2039年までは、

ロイヤリティーなしでは出荷することができないというものでした。

 

ようやく少しは対策に踏み出した日本政府。

 

しかしこの事は、日本だけの問題で止まることはありませんでした。

 

韓国の農家での問題


こういった事情を知らず、みかん栽培に専念していた、韓国のみかん農家では、

新たな問題が起こっていました。

 

出荷目前の約920トンものみかんが、今回の保護法により、

出荷ができないという事態になったというのです。

 

約300もの韓国みかん農家。

 

出荷できないとなれば、50億ウォン、日本円にして約5億円もの損失となってしまいますので、これは韓国側にとっても一大事です。

 

日本からしてみれば、勝手に持っていって勝手に栽培しているのに、なんて図々しい!

 

というところなんですがね‥

 

大事な文化や財産を持ち出されているのですから、

管理できていなかったじゃ済まされないように思います。

 

さつまいもまでも韓国のものに


まだパクられているものがあるのか!

 

という感じなのですが、はい。まだあるんです。

それはさつまいも、「べにはるか」です。

 

有名どころではあるので、ご存知の方も多いかと思います。

 

このべにはるかは、2007年、九州沖縄農業研究センター所長の、

山川理氏が開発したものなのですが、なぜか韓国にて栽培されており、

販売、輸出までされているといいます。

 

そう。

このべにはるかまで、いつの間にか入手され、勝手に栽培されていたと言います。

 

生産している韓国側にとっては、

「作りやすくて韓国人好みの味。

研究してくれてありがとう」

とまで言われる始末。

 

これに関しては、初めのうちから、政府に品種保護について言及していたのに、

対策をとってくれず、結局最後はパクられる。

 

という全くを持って、意味のわからないことになってしまったのですよね。

 

ロイヤリティも取ることができず、韓国もやりたい放題。

 

韓国はそれでいいのか!

誇りはないのか!

 

という感じはありますが、さすがにそういった国民性ではないので、

利用できてラッキーくらいにしか思っていないようです。

 

汗水垂らして開発してきた、農家や研究者の心を踏み躙るような政府の対応。

 

確かに、品種登録するには、いくつかの課題があり、書類審査、種苗提出、検疫等、

クリアしないといけない項目がたくさんあります。

 

そしてうまく提出できたとしても、登録完了となるまで数年かかるため、

すぐには対応できないというのが現実かもしれません。

 

今回のべにはるかに関しても、今から品種登録できるものでもないようです。

 

品種登録するにもルールがあり、海外で登録するには、

日本で販売、譲渡してから4年以内という期限があります。

 

つまり国内ですぐに品種登録した後、

短期間のうちに海外でも申請しなければならないということです。

 

べにはるかは4年以上経っていたため、申請もできず、

残念ながら手遅れとなってしまいました。

 

今回のべにはるかに至っては、海外に韓国産としてかなりの数が出回ってしまっています。

 

農産物の問題に積極的に取り組まないことには、日本の文化の継承もできず、

将来が心配です。

 

まとめ

日本は他国の影響を受けて、たくさんのものを吸収してきました。

文化、経済、技術など、多くの事柄を教授され、そこから日本独自の文化として発展させてきたのです。

 

もちろん技術は見て盗めとも言いますし、お手本にすることは大事なことであるかとは思います。

 

しかし今回のパターンは、全く別次元の話ですよね。

 

これまで一生懸命育ててきた技術を最も簡単に盗まれ、始めから自国にあった文化だと言い張るのですから、それはかなりの問題です。

 

農家さんの苦労を踏み躙り、我が物顔で自国産として売り出しているというところに苛立ちを感じざるを得ません。

 

日本産といえば、信頼もありますし、実際美味しいものばかり。

 

韓国にとってはおそらくそれも狙いのはずですよね。

 

実際日本ブランドの果物の輸出量はどんどん増えています。

止められなかった日本産の果物は、韓国産へと変化して外国に輸出されているという事実。

 

これ以上好き勝手させないためにも、早急な対応と、

これからの技術流出に目を見張らせてもらいたいものですね。

 

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