京都からもアクセスしやすく、魅力たっぷりの宇治。平等院や宇治神社、宇治上神社、など国の重要文化財である建造物や、源氏物語の舞台としても描かれています。
断片ではありますが、おすすめルートや、平等院の見どころ、美味しいお茶屋さんなどについて語りたいと思います。
平等院へのアクセス
JR宇治、または京阪宇治でおりて、両方とも徒歩10分くらいの所にあります。
同じくらいの距離ですが、おすすめは京阪からの移動かと思います。
宇治橋からはよくテレビ中継などでみられる、宇治川からの絶景が見ることができます。また、宇治神社前の朝霧橋を通るルートでも、宇治川のど真ん中からの風景を見渡すことができます。
JR側からだと、「宇治橋通商店街」を通るルートになります。
一方通行の道ですが、わりと車の通行量が多いので、道の端っこをひたすら抜けていく感じになります。途中には飲食店もちらほらあるので、目星をつけておくとよいかもしれませんね。
地元の人はよくランチで宇治創こころ、もしくは地鶏屋こころというお食事屋さんに行ったりします。2つとも宇治橋通商店街にあるお店で、雰囲気もよくボリュームもあって良いです。
駐車場は周辺にいくつかありますが、一方通行だったり、狭かったりもするので注意が必要です。観光シーズンの時は、満車になっていることが多いです。
平等院の見どころ
この平等院のホームページがとてもわかりやすく解説されています。
基本的な平等院の概要としては、
・1052年藤原道長の別荘であるこの宇治という土地に、阿弥陀堂としてつくられたもの。
・この阿弥陀堂は、鳳凰が翼を広げたように見え、屋根の両端にも鳳凰が飾られているというところから鳳凰堂とよばれた。
・平等院のど真ん中にある鳳凰堂の前にある池、「阿字池」は当時流行した、極楽浄土を再現したもの。ここは、平安時代に完成した、最古の浄土庭園にあたる。
・10円玉のデザインになっている。2020年現在、1万円札の裏面に鳳凰のデザインがある。
・国宝である木造の阿弥陀如来像や、52の雲中供養菩薩像などがある。
・2014年に大規模な改修が行われ、朱色できれいな鳳凰堂になった。
平安時代に流行した浄土教の教えにならって、ここを極楽浄土の地として、建立された鳳凰堂。見た目にやわらかい曲線的な庭園と鳳凰堂のバランスに魅了されます。
この時代の文化、国風文化についてはこちらもご参考に
夜間特別拝観
令和元年11月に夜間特別拝観がありました。
昼間には何回か訪れたことはあったのですが、夜は初めてでした。
実際見てびっくり!いつも見ていた平等院とはまた違った顔がありました。ライトアップで幻想的。本当に極楽浄土に行けそうな感じの雰囲気が漂っていました。
池にはっきりくっきりと映し出された鳳凰堂の壮大さに感動です。
その時ここでいただいた夜間特別拝観の御朱印がこれ
書置きでしたが、とても豪華で目立つ御朱印でした。まさに神々しい感じがでていますね。
有名なお茶所で飲食店が多い
平等院の北門を出た通りには、たくさんの有名どころなお店が並んでいます。
お茶屋さんの前を通るととても良いお茶の香りがして、お店の方が呼び込みをされています。
どこのお店のお茶もとても美味しく飲みやすいものばかりですので、宇治の美味しいお茶を味わってみてはいかがでしょうか。
スイーツもたくさんあり、お茶を使ったパフェやアイスなど色々あります。
オススメは塔の島から喜撰橋を渡った先にある、喜撰茶屋。ここのアイスはスプーンがわりに八ツ橋が使われていて、抹茶も美味しいのでお気に入りです。
カフェ関連としては、最近はスタバなんかもできましたし、中村藤吉、伊藤久右衛門(少し離れた場所にあります)など、抹茶を味わえる名店のカフェなどもあるので、どこに入ろうかとても迷うと思います。
人気店は列も出来たりしています。
中村藤吉平等院店では宇治川を望むカフェで、生茶ゼリイが絶品ですし、同じ道沿いにある憩和井(いわい)のパフェもとても美味しいです。
お茶の町だけあって、どこのお店に入っても間違いないと思います。
とにかく歴史あるお茶屋さんが多いです。
まとめ
平等院の歴史というよりも周辺情報になってしましましたが、全て回ろうと思うと、意外と半日以上はかかります。
見てまわるところがいくつもあり、魅力的な宇治。京都市内の観光はもちろんですが、ちょっと足を伸ばして、京都の南側へ行ってみてはいかがでしょうか。
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