京都刀剣御朱印巡りに初めて参加してみました!
ちょうど用事があり、近くの神社に寄ってみたのがきっかけで御朱印を頂いてきました。
刀剣と言うだけあって、刀剣にゆかりのある神社を巡る訳ですが、京都にある神社4箇所を巡り、各地で専用台紙にスタンプをもらいます。
その指定の神社というのが
「藤森神社(ふじのもりじんじゃ)」
「豊国神社(とよくにじんじゃ)」
「粟田神社(あわたじんじゃ)」
「建勲神社(けんくんじんじゃ)」
の4つで、いずれも京都市内にある神社です。
順番は問わず、4つの神社を巡り、最後の4つ目の神社で記念品を受け取るという感じになります。2015年から行われているこのイベントは2024年夏で13回目となりますが、大変人気があるため、今回の13回目では用意していた記念品が早々に無くなってしまい、色違いの記念品が急遽用意されたということです。
では刀剣にまつわる神社ということですが、どのようなゆかりがあるのかを少しご紹介したいと思います。
1 藤森神社
この神社の特徴といえば「馬」が象徴的であるといえます。勝運と馬の神様ということで、競馬にあやかって訪れる人も多いですね。
5月5日の子供の日には駆け馬神事もあり、大迫力のパフォーマンスが披露されます。目の前で見たことがありますが、200メートルほどある直線の道を馬が目の前で駆けていく姿と、真剣な氏子の演技に圧倒されます。
馬にまつわる神社ということですが、この神社のゆかりとされる刀は、「鶴丸国永」
国永という刀工が作った鶴丸という刀で、元々は神事などで使用されていました。織田信長や伊達家を経た名工。現在は宮内庁所蔵となっています。
2 豊国神社
豊国神社は豊臣秀吉を祀る神社です。出世開運・厄除け・良縁成就・商売繁盛などにご利益がある神社と言われています。
ゆかりの刀は「骨喰藤四郎(ほねばみとうしろう)」
ネーミングからして少しおっかない感じがしますが、斬るようなそぶりを見せるだけで骨まで砕いたという逸話があるということですから、やっぱりおっかないことに変わりはないようです。
豊国神社の隣にある方広寺もまた有名で、大阪夏の陣、冬の陣を引き起こしたと言われる鐘銘事件でよく知られていると思います。
方広寺の梵鐘には「国家家康・君臣豊楽」という意味ありげな二節が彫られています。ここから見て取れる意味合いは家康の名を分断し、豊臣の繁栄を望むととれ、これは家康が怒るのも無理はないですよね。
3 粟田神社
旅行安全を願う神様として有名な粟田神社。「三日月宗近」「一期一振」がこの神社のゆかりの刀となります。この神社で一番驚いたのが、「刀剣乱舞ーONLINEー」というブラウザゲームのゆかりの地ということで、あちこちにキャラクターが紹介されていました。全く知らなかったので、神社にアニメキャラがいてびっくりしました。
この神社には「鍛治神社」と呼ばれる末社があるのも注目の一つ。
名工の三条小鍛治宗近、粟田口藤四郎宗近が共に祀られているというだけあって、ファンが多いということですね。
4 建勲神社
この神社のご神祭は織田信長、信忠親子であるのですが、この建勲神社は、夏の京都を彩る大文字で有名な船岡山山頂にあります。山頂は京都の雄大な景色を一望できる素晴らしい展望。ゆかりの刀となるのは、織田信長の愛刀「宗三左文字」と「薬研藤四郎」です。
宗三左文字は桶狭間の戦いで今川義元から手に入れた代物ですから、注目の逸品です。
4箇所とも見開きの特別な御朱印をいただくのですが、これがまたいちいちかっこいいです。
全て今回の刀剣シリーズに合わせたデザインとなっていて、どうやって保管しようか目下考え中であります。
そのスタンプと特別な御朱印というのがこちら
そして全ての御朱印を集めるとその参加賞として
このような御宝入れがもらえるというご褒美があります。
刀剣御朱印巡りが大好評だったため、現在はこの色のものは終了してしまい、白になっているようです。
それだけファンが多いということですね。
これからもまだまだ続きそうな刀剣御朱印巡り。
一度はこのレアな御朱印と、神社の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。
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