こんにちは。lalaです。
寺社仏閣好きな私は、写経をしているお寺に行く度に、
「いつか本格的に写経場でチャレンジしてみたい!」と思っていました。
歴史好きお寺好きの人は特に、その独特な雰囲気が分かるのではないでしょうか。
写経とはどんなものなのか、どんな意味があるのか、解説します!
写経とはそのはじまりは
そもそもお経の伝え方の一つとして、口頭と書き写しでおこなわれたのが始まり。日本に伝わったのは仏教伝来のときでした。
写経するというのはお経の伝え方の一つではありますが、書き写すということも修行の一つであり、心を鎮め、集中力を高め、自分自身の精神安定のために書くという目的もありました。
印刷技術もなかったため、当初仏教を広めるためにも写経は行われていたのです。
写経をする意味
お経を広めたり、先祖供養という目的もありますが、自分の徳を積む、つまり善い行いをするという意味でも写経は行われています。
など、写経によって得られることがたくさんあります。
写経の作法
まず1文字ずつ丁寧に書こうという心構えが大事です。お手本があるので、1文字づつゆっくりと書き始めましょう。字の上手い下手はあまり気にせず、まずは心穏やかに集中するのがポイントです。
家で写経する場合、あわただしくせず、心を整えて写経するようにしましょう。
そもそもどのようなことを書くのか
宗派によっていろいろですが、経典で一番人気があって取り組みやすいのは、
「般若心経」です。
他にも「法華経」「正法眼蔵」などもありますが、中でも「般若心経」は、真言宗・禅宗・天台宗・法相宗など幅広く使われており、経文が276文字と短めなので、初めての人でも書きやすいかと思います。
写経することが目的の場合は、そのまま経文を写すだけでいいのですが、願い事がある場合、最後に「為」と頭につけて願い事を書きます。
先祖の供養であれば「為〇〇家先祖代々供養」
為をそれぞれ前につけて、「家内安全」「無病息災」「商売繁盛」「学業成就」
などといった願文をつけたりします。
まとめ
写経場なんかですると、なお一層集中力や雰囲気もあって心落ち着く空間が味わえると思います。今は文具屋さんや、100均でも写経セットは売っていますし、毛筆にこだわらず、筆ペンでもできます。自宅で気軽に体験することができるので、ぜひ一度
「写経の世界」を味わってみませんか?
心豊かにすっきりと毎日を過ごしましょう!